こんにちは。イメージコンサルタントの古橋香織です。
昨日10/1に、７月より公務員ファッションアカデミーを受けてくださっていた０期生２名の成果発表会がありました。
公務員ファッションアカデミーとは、今年７月に私が立ち上げた
「公務員女性が週５の平日をご機嫌に過ごすためのファッション・メイク・ブランディングのオンライン講座」
です。今回の第０期生はそこからオンラインで計17時間、パーソナルカラーや骨格診断、お買い物術やメイクなどを勉強しました。昨日の成果発表会は、パーソナルカラーや骨格タイプを活かして買い物をしたアイテムのまとめや講座を受けて購入したメイク道具、受講前と受講後の自分の気持ちの変化を発表する締めくくりの講座です！
私は立場上は教える側ですが、この講座を開催していた３ヶ月は本当に毎日が濃厚で、自分が応援する人が変わっていく姿に並走することをしてきた中でこれまでにない数多くの気づきを得られました。 ここでの私の学びをちょこっとメモしてみたいと思います。
①公務員のファッション、メイクは誰のため？
一般的な研修では「お客様のため」って教えるかもしれません。が、極論をいうと自分のためです。もっとていねいにいうと相手のために自分を整えることが自分のご機嫌に繋がります。これはどんな仕事をしていても変わりません。
ただ公務員の場合はまだまだ男性社会だったり（特に規模の小さい自治体はそう）、華美に着飾ることが難しい環境にあるため、ファッションやメイクで自分をキープするなんて無理！と考える人がとても多いです。そのようななかでこの講座は「そんなことない、できるよ！」を探していく講座で、大変ありがたいことに受講生の方から「トイレで鏡を見るのが楽しくなった」という声もいただきました。緊張の糸が張る勤務時間の中で、自分を少しでも充電できる環境を持つ。このパワースポットがあるとないでは、仕事に向き合う気持ちのあり方が全く違ってくるんだなと実感しました。
②行動すれば変われる
これも受講生の方の言葉です。この講座ではオンラインでの講義のほか、私が受講生のお買い物をサポートしながら似合う服を揃えていきました。その過程で、受講生の服装や見た目の変化だけでなく、仕事への価値観や物事の捉え方も変わっていく様子が明確に伝わってきたことにとても感動を覚えました。たとえば講座受講と並行してダイエットをしたり、服を買うことが家計を見直すきっかけになったり‥。自分にぴったりのファッションやメイクを見つけることが、生活の中の全く違う場所に良い波及効果を生じさせることは、私自身全く予想していませんでした。
自分を変えたいと思う人は多かれど、実際に行動するのは難しいです。講座を受けるだけでここまでいろいろ変えていくパワーを生みだすことができた受講生の行動力に拍手です。
③公務員女性が元気になれば、日本は変わる
ちかごろ、ジェンダーの観点から「分けること」に対してすごく敏感になっていた自分がいて、この講座を立ち上げたときも果たして女性限定として良いのかという葛藤が常にありました。ただやはり講座の中でいろいろ話を聞いてみると、調整や交渉で男性特有の力技が通用しない部分があったり、仕事の中で軽んじられたり、そこを原点として「うまくやれない自分」に悩む落とし穴はまだまだ役所の中に潜んでいるような気がします。またこの講座でも実感しましたが、一度決めたらとことん突き詰める誠実さとひたむきさは、公務員の女性特有の気質なのかもしれません。
今回の０期生はあくまで試行期間という意味を含めて０を冠しました。私も本当に今回の講座は手探りで、何もないところから新しいものを作り上げることの難しさを味わいながらの２ヶ月（準備期間を含めたら半年くらい）でした。ただ終わってみるとようやく「私も誰かの役に立つことができたんだ」という達成感でいっぱいです。
公務員ファッションアカデミーでは現在第１期生を募集しております。
・自分に似合うファッションを知りたい方
・メイクを１から見直したい方
・垢抜けたい、変わりたい方
・公務員としての自分を大切にしたい方
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