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【かおり心の一句】辞めたこと、もったいないって言わないで。

タイトル!!

よく公務員辞めた人がお小遣い稼ぎのために匿名で職場の悪口書いてるブログみたいな話題ですが、私はそんなことしません笑

今日、前職の同期とご飯食べてきました。

起業しますって言って以来、ゆっくり話すのは久しぶりです。

採用当初からの仲良しです。

当時は一緒に頑張ろうねって言ってたのに、まさか私が途中で退職することを誰が予想していたでしょうか??

いいえ、私自身も1年ほど前はまさか自分が退職するなんて思ってませんでした。

人生って本当、何があるかわかりませんねー汗

もちろん、同期は私の性格や人間性をよーく理解しているので、

「辞めるの遅っ」

という愛情たっぷりな言葉をいただきました笑

きっと私はこのままここに退職まで務めるんだろうなあと漠然と思っていた採用当初でしたが、

10年弱仕事をして、

辛いことや

仕事のやりがい

そして自分や周囲のライフステージの変化も経験して、

そりゃあやりたいことも見つかるし、

今後の身の振り方も考えるし、

価値観だって変わります。

20代って、社会からのプレッシャーを感じて足掻きまくる時期

ある意味思春期より多感だと私は思ってます。

腰を据えてぐっと堪えてみるか、

外の世界に目を向けるか、

いろんな選択肢がありますが、

何が正解とか間違ってるとかありません。

でも自分の選択を正解にするのは自分自身なんです。

あくまでこれは私自身が感じていることにすぎませんが、

今まで終身雇用によって固く閉ざされていた公務員の世界も、そこから飛び立っていく人が少しずつ増えてきたと私は思ってます。

これまでは、若手で退職する人って、体調の関係とかそれなりの事情がある人が多かったのですが、

最近は、

留学します

大学院行きます

転職します

というような理由も増えてきました。

また、公務員のキャリアを活かしてステップアップを試みる人も、だんだん出てきていますね。

しかも、みんな公務員を辞めるときは何年も考えてめちゃくちゃ悩んで辞めてます。

私だって、最初に本気でやめようと思ったのが5年前。そこから自分探ししてようやく最近退職に至りました。

退職の報告をして大体の人から言われるのが

えー!もったいない!

という言葉。

今はあっけらかんとしている私でも、退職を申し出た直後のデリケートな時期に言われると、結構メンタルえぐられてました笑

ええ、わかってます。もったいないです。

だって私、守られてきた自覚ありますもの。

だからこそ、真剣に真剣に考えて、怖くてなかなか言い出せなかったけれどようやく言い出せた、退職 なんです。

辞める本人が1番真剣に悩んでることは間違いないです。

だから、私みたいに公務員を辞める、もしくは辞めちゃった人がいたら、なるべく応援してあげてほしいです(実現可能性が低すぎる夢を叶えるために辞める人に対しては、全力で説得して欲しいですがw)

今まで、労働市場で官民の交流ってあんまり行われてきませんでしたが、

民には民の特殊性。

公には公の特殊性がある。

特に権力行政の現場なんて、民間企業では経験できないことだらけです。

(私も権力行政の現場にいたことがあるのでよくわかります)

公務員の仕事って、毎日ぼーっと机に向かってるだけだったら何も得られませんが、

感覚を研ぎ澄まして周りを見渡せば、

意外と面白いものが転がっているのです(私も都での経験がなかったら起業してないと思います)。

それに、起業するにあたって国策や政策を理解しているのは、大きなアドバンテージになります。

これから、起業家市場には元公務員がたくさん参入してくるかもしれませんね。

ひゃー、私も頑張ろー!!

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