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「公務員の基礎力」としての服装



こんにちは。イメージコンサルタントの古橋香織です。

 4月は研修の毎日を過ごされていることかと思います。公務員倫理から法令の基礎まで勉強することが多いにもかかわらず、それを苦にしない人もたくさんいて、つくづく公務員は特殊だなーと実感するのがこの時期です。座学の研修はあくまでも基礎力の土台の土台くらいを作る感覚で、その後は職場で先輩方のOffーJTや自分の日々の業務の中からがっつり実務を学ぶので、今の段階で全然わからなくってもそんなに心配することじゃないです!大丈夫です!

 そして今回の記事は、その基礎力の中でこれまで見落とされてきた、

ベーシックスキルとしての「公務員の服装」の話

です。

 この考え方は今までなかったと思うし、私自身も行政の外の世界か呼びかけているわけですが、起業当初は「そんなの必要ないのではないか」と職業問わずいろいろな人から言われました。しかし一方で「大事な発想だ」と評価いただくこともたくさんあり、今ではたくさんの公務員のお客様と出会うことができております。

 世の中にはいろいろな仕事があるなかで、公務員の仕事の特徴といえばやはり

「業務の幅の広さ」

ではないでしょうか。特に地方公務員さんはそうだと思います。

 言うなれば異動=転職みたいな。異動のたびに知識がゼロになり、慣れた頃にまた異動する‥おそらく若手職員のうちはそのように経験を積んでいくのが普通なのではないでしょうか。かくいう私も、東京都時代、課内異動を含めると在職9年で5回異動してます(多い)。例えば悪徳業者を取り締まる部署から議会事務局に異動したりしたこともありました。

 異動にあたって仕事はもちろん仕事で接する相手=「お客様」も変わってきます。部署異動のたびにここまでお客様が変わるのは、役所だけです。

 さてさて今度は私の話に変わります。私はイメージコンサルタントとしてお客様に服装を提案するわけですが、それにあたり最も重視していることがあります。

 それは、お客様が相手に対して好印象を与えるだけでなく、

 その服を纏うことでお客様自身も自信が出て、ストレスから解放されること

 ストレスとは服を選ぶストレスから、人間関係のストレスまで全てです。それにあたり最も重視しているのが

 相手からの見え方

で、「客観」を重視して服装を選んでいきます。

 公務員は業務の幅が広いため、お客様のカテゴリーも多岐に渡ります。よってそれぞれの部署において相手に与えるべき自分のイメージも少しずつ違います。

 服装や見た目は名刺の前の名刺です。

 自分のイメージを確立する最も手軽かつ侮れない道具です。

 自分の似合う服装、そして業務の内容を加味したトータルイメージの「正解」がわかれば、仕事も人間関係も円滑になり、公務員としての自分にもっと自信がでるのではないかと思います。それに24時間のうち最低でも8時間は働いているわけなので働いている自分を少しでも心地よくいるためには、そろそろ公務員も「服装」のチカラに気づくべきだし、どんどん頼っちゃって良いと思いますよ!

 では今回はここまで。ゴールデンウィークの頭が見えてくるとウキウキしますね。

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