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【カタイ議会をやわらかくする】戸田市議会のニュース、読みましたか??

こんにちは。イメージコンサルタントの古橋香織です。

先日こんなニュースを見つけました。

TシャツにジャケットもOK!戸田市議会が服装自由化 「私の普段着」スーツ維持の市議も 1年間の試行開始

https://www.saitama-np.co.jp/articles/18339/postDetail 引用元 埼玉新聞 2023/3/15

公務員の服装自由化は急速に進んでいますが、議会側で服装が自由化されたことはあまり聞きません。戸田市議会では、以前はネクタイの着用やシャツの柄などが規制されていたそうです。

議員の服装が対象になることは、ここ十数年で話題になってきている議会改革の視点からも貴重な取り組みであると考えます。服装を自由化する目的は、記事にある男女平等や多様性の尊重のほか、仕事の効率アップや議会の雰囲気を和らげる効果など、議会の構成員のみならず議会の外への効果も期待されますね。

私が過去に東京都議会の事務局に勤務していた頃は、議場はフォーマルで神聖な場であるというイメージを持ち、議場に入るときは必ず、ジャケットとパンプスを着用して、仕事をしていました(ルールはないのですがみんながそうしていたため)。戸田市議会の場合は、執行部側や事務局職員の服装については特に言及されていないのですが、こちらも少し気になるところですね。

しかし近年の議会改革の流れを受けて、議会のイメージもやわらかく親しみやすいものに変革をしていく流れが始まっていることを感じています。もちろんこの服装自由化を受けたあとも、スーツを着たい人は従来どおりスーツで活動をするということも十分意義があることであるはずです。

服装はあくまでも「任意の協力」です。何も考えずに同じものを着ることが正解なのではなく、自分のパフォーマンスが最大限に発揮できる服装が歓迎される流れに変わってきていますね。

スーツを着たおじさんたちが居眠りしている議会から(表現少しラディカルですね汗)

いろいろな服装を着た人たちが活発に議論する議会に。

たかが服装かもしれませんが、服装は言葉や内面よりも先に何よりも相手に情報を与えるものです。この視点からも議会の構成員が身に纏うものを変えることは「堅苦しい議会のイメージの払拭」の視点で効果的であるし、それに伴って議員本人の「心持ち」の変化をもたらすのではないでしょうか。

今後もこの流れに注目ですね。

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