前回の記事はこちら↓
こんにちは!古橋です。秋晴れが続く今の時期、穏やかな気持ちで過ごされている方多いのかなと思います。
今日の話題は公務員のファッション事情に斬り込みます。外形的には普通にスーツかビジネスカジュアルですが、おそらくみなさんが知りたいのは、
- どのくらいビシッとすればいいですか?
- おしゃれはどのくらい許されますか?
というディテールの部分だと思います。そのあたりについて深く書いてみる予定です。
昨今の公務員男性のファッション事情としては、まず1番初めに挙げられるのが「ノータイ期間の延長」です。これまではクールビズの期間(大体5月から10月くらいまで)のみノータイ勤務を推奨する自治体が多かったのですが、今ではノーネクタイ通年化を採用する自治体もちらほら増えてきました。ノータイ通年化といってもTPOによってはネクタイ着用の必要があるので、服装が自由になった分個人の裁量がより大きくなったと言えるでしょう。
ノータイの推進、そしてビジネスカジュアル化の進展に沿っているので、ビシッとしたスーツを着るシーンは減っています。ただ、実際見てみると雑誌にあるようなカッコいいジャケパンスタイルはほぼいなくて「スーツのジャケットを脱ぎ、ネクタイを外しただけ」という格好で勤務されてる方も一定数います。
なお、公務員男性のスーツ事情については私がこちらのアンケートを行っています。
約半数が量販店で購入されています。これは地理的に近くに他のお店がないという実情もあるかと思いますが、まだまだ給与が安い若手職員は量販店での購入が限界なのかなーと思います。なお、スーツの価格は年収の10分の1をかけるのが理想です。こちらも改めてお話ししますね!
さてさて、もう一つの関心ごととしては、「公務員っておしゃれはどのくらい許されますか?」という部分です。世間のイメージでは公務員=地味とか公務員=おしゃれなんて無理、と思われています(私も都の職員だった頃に自分の親から「そんな服着て仕事行くの!?」と何度も言われたことがありますw)。
でも実際は世間のイメージとは逆で、おしゃれして大丈夫です。ただこれも所属している自治体が都市部か地方か、そして業務の内容によります。
住民対応の割合が多くなるとおしゃれ3、TPO7くらい。住民対応の少ない総務企画などの部署になると、おしゃれ5、TPO5くらいでしょうか。シャツやタイの柄や色味もある程度遊んで大丈夫だし、ベストやポロシャツ、スニーカーもキレイ目であれば特に問題ありません。どちらにせよ、ある程度のおしゃれの視点はどの部署でも取り入れられます。
しかも面白いことに、似合ってると他の職員から気付くと真似されていることもw仕事柄なのか公務員になると真似や横並びが心地よくなるんですね。なので良いなーと思ったファッションやアイテムはみんなだまーって自分に取り入れます。これも公務員の気質の興味深いところかもしれません。あとは気の良い人が多いので、似合ってると素直に褒めてもらえることもあります。
このように、公務員男性のファッション事情について書いてみました。まとめると、
◉ビジカジ主流だが実際にビジカジを上手に取り入れている人は少ない
◉おしゃれは可能。仕事内容によりTPOとの割合に変化を。
ということでした。
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