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マニフェスト大賞プレゼン研修大会

マニフェスト大賞プレゼン研修大会に行ってきました。

修士課程時代に一度大会運営のお手伝いをして以来、「今年は誰が受賞するかなー」と毎年密かに楽しみにしています。

なんと今年は2619件もの応募があったそうです。

それだけ価値のある賞ということですね。

私が参加したマニフェスト大賞プレゼン研修大会は、

頑張る政治家に会いたければここに行こう!!

と自信を持って言えるような、熱くて元気をもらえるイベントです。

私も大学院での研究の一環や地方政治の動向調査、そしてお友達に会うという目的含めて参加してきました。

首長や議会、市民など、それぞれにオリジナリティ溢れる発表を聞くことができ、今大満足でブログを書いているところです。

ひととおり今日の発表を聞いた中で考えたことは、

これまで謎に包まれていた議会や議員の活動でしたが、

ここ数年は、議員が自らの活動を開示するのが当たり前という姿勢にシフトしつつあることです。

発信上手、そしてフットワークの軽い政治家の方々が本当に増えてきたと思います。

SNSの発達やネット選挙の解禁が、その流れを後押ししたのでしょう。

しかしその一方で、今回のプレゼン研修大会では、政治を担う人材不足がより深刻化していることも実感しました。

議員の仕事に魅力がないから、新たななり手が育たない。とよく聞きますが、

魅力がないというか、知らないんです。

だって、あまりに情報が少なすぎたから。

だから、名士や2世でもないのに選挙に立候補する人が、変わり者扱いされてしまうのではないでしょうか。。。

本来政治は変わり者ではなくて、普通の感覚を持った普通の人が担うはずのものなんですけどね。

こういう事情もあって、政治の場が一般市民からかけ離れた異空間のように思われてしまうのでしょう。。

ちなみに私も、地方議会に関する仕事をするまで、恥ずかしながら自分の家から1番近い議員の名前すら知りませんでした。

今考えると信じられないですが、年齢が若くなればなるほど、こういう人の方が多いです。

私は都内在住なので、選挙の時期になるとポスターがずらーっと並びます。

そして割と熾烈な争いをします。

でも、視点を全国に広げて見れば、ほとんど落ちない選挙の方が多いです。

(新人さんが当選するのには、大きな障壁があるのは否めませんが)

もっとひどいと、無投票当選といって選挙すら行われません。

このような状況が大多数になりつつあるので、特に地方の小規模な議会での議員のなり手不足は、問題として捉えるだけではもはや手遅れで、一種の危機感すら感じないといけないような状況になっています。

それゆえ、危機的状況を打破するべく、地方議会、そしてそれを構成する議員の間でも自らの活動を積極的に発信するというスタンスが現れてきたのではないでしょうか(もちろん、自身の再選のためということもありますが、あえて触れません)。

次の政治の担い手を育てるために、

議員の活動を見せる、

ことはもちろん、

それを通り越して、

議員活動で魅せる

ことを心がけなければ、新たな担い手はなかなか現れません。

私のやりたいことは、

イケてる政治家を増やして、みんなが政治に興味を持つ社会

を作ることなので、今回のプレゼン研修大会では研究に生かす情報を得られたことは言うまでもなく、私がこれからやりたい新しいことについても、思わず頷いてしまうような言葉がたくさん見受けられた大会となりました。

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